「業界内でのポジションを変えたい」「もう少し高価格帯の客層を獲得したい」「価格競争から脱却したい」──
そんなとき、多くの企業や担当者が直面するのが既存の業務がある中で「何をどこまで、いつまでに改修するか」という課題ではないでしょうか。
4P(Product/Price/Place/Promotion)に代表される軸の中でも、カオルデザインではプロモーションに関するご相談をいただくことが多く、これまでにも多数のお客様から企業・事業・商品それぞれのブランディング向上の支援をしてきました。
企業の想いや強みを「顧客」と「競合」の軸で精査し、より魅力的に伝わる言葉とデザインで可視化します。
見た目だけの刷新ではなく『正しく伝わり、選ばれるブランド』をホームページや各種ツールに反映していきます。

●自社のブランディングとは? アプローチのヒント
時代や顧客ニーズは変化しているのに、企業文化やサービスが前のままになってしまっている──。
組織のステートメントと現場での認識や顧客の反応に違和感を感じる──。
ホームページや会社案内も「そろそろ新しくしなければ」と考えつつ、なかなか手がつけられない──。
このような漠然とした相談は年々増えています。
ブランドを見直すというのは、ロゴやサイトを新しくすることだけではありません。
企業がこれからどんな存在でありたいのかを整理する事が重要です。
お客様ごとに状況や課題は異なるため、深堀する領域は異なりますが、
総じて以下の要点を整理していくと、解決の糸口が見えてくることが多いです。
・現在の自社と顧客、競合の3者を軸に「顧客にとって、競合と比較して自社が強い(または弱い)要素」を整理する
→顧客にとっての選択肢(価格・品質・選択の自由度、等)を軸に、現在のポジショニングマップに落とし込む
・今後変えていきたいポジションと競合の強み/弱みを分析する
→顧客にとって、競合と比較した際の強み要素を差別化の軸にする
※実際には競合が複数あり、この軸の設定や各要素の精査がとても重要でノウハウや時間がかかるところです。

●実践するためには理想と現実の最適なバランスが重要!
様々な商談、ミーティング内で「ブランディング」という言葉を耳にしますが、そのほとんどが抽象的だったり、理想論になってしまっているように見受けられれます。充分な時間と予算・リソースをかけられる場合は良いですが、現実的なバランスを取ることも大切だと私たちは考えます。
カオルデザインでは、理論(マーケティング)と感性(デザイン)の両軸で
理想に近づけながらも現場で使える具体的な「見える形」まで落とし込むことを重視しています。
- ターゲットに伝わるメッセージの整理
- ロゴやビジュアルアイデンティティの刷新
- ホームページ、会社案内、動画など各タッチポイントへの展開と連動
- 実施後のお客様内部での正しい浸透と運営サポート
品質、コスト、スピードのバランスに優れた見直しを実施し、“ブランドの再定義”によって「成果につながるクリエイティブ」を提供します。

●事例紹介
ブランド見直しとホームページリニューアルを組み合わせた事例では、以下のような成果が出ています。
- IT企業(創業15年):
タグラインとロゴを刷新、ホームページを一新。
会社案内と連動した統一デザインにより、協業問合せが約1.8倍に。 - 製造業(創業40年):
ターゲットを再定義し、強みを「品質・対応力」と明確化。
ホームページ+動画制作により、新規取引先からの相談が約2倍に。 - サービス業(創業20年):
採用広報の文脈でブランドを整理。
ホームページと採用パンフレットを統合デザインにし、応募数が約1.6倍に。 - 不動産開発業(創業40年):
住宅ブランドのロゴ、ホームページ、会社案内、各種広告を刷新。
コスト重視のポジションから性能・デザイン軸へポジションをシフト。
自社の「なりたい」だけでなく、「顧客」と「競合」との相対でブランドを整理していくことで、採用・営業・広報すべての活動に一貫性が生まれ、理想のブランディングに近づいていきます。

●制作プロセス
ブランド見直しとホームページリニューアル(一例)は、以下のステップで進めます。
必要に応じてターゲットの嗜好、競合の動向を分析しながら全体を通して「企業の強みをどう見せるか」を固めていき、具体的なツール制作へと進めていきます。

1.ヒアリング
経営層・担当者から企業の歴史や方向性を伺い、顧客や競合を含めたブランドの現状と課題を把握します。
2.現状調査・分析
既存のホームページや会社案内、競合他社の表現を調査し、差別化ポイントを整理します。
3.企画考案
ターゲット像に合わせ、企業メッセージや表現の軸を再定義します。
4.クリエイティブデザイン提案
ロゴ、カラー、フォントなどのブランド要素と、ホームページデザインの方向性を提示します。
5.各種撮影・取材
代表者・責任者インタビューや現場風景を取材・撮影し、ブランドを裏付けるコンテンツを制作します。
撮影や取材時にはお客様のご負担を抑える事前の情報共有、スムーズに進行する段取りにて進行いたします。
6.サイト制作・各種ツール制作
ホームページの構築に加え、会社案内パンフレットや動画など必要に応じたツールもをワンストップで制作します。
7.運用PDCA
公開後もアクセス解析や更新状況を分析、流入数を増やすべきか、離脱率を改善すべきか等、ブランド訴求力向上に費用対効果の高い改善をご支援します。
●お問合せまでの流れ
- お問い合わせ/ヒアリング
- ご提案/お見積り
- 制作スケジュール/進行確認
- 制作/納品
- 分析フォロー
カオルデザインは貴社の強みを整理し、現代に伝わる表現に変換するパートナーです。
まずはお気軽にご相談ください。